のぬふ

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2007-11-15

[]「三国志 8」 北方謙三

北方三国志も中盤からだんだん後半に差し掛かって参りましたが周瑜が死ぬ巻ですなこれは。周瑜って正直見せ場が赤壁しかないといいますか、その赤壁ですら孔明に翻弄されて、そして怒ってはいけないのに怒らされて死んでしまう美男子という感じのイメージだったのだけど、孫策絡みのエピソードが印象的であったので、周瑜あってこその呉という感じでその存在もまた大きかったのであった。

そして周瑜が狙った天下二分の計というのがどのようにして達成される予定であったのかとか、何故周瑜が死んだだけでその計画が頓挫したのかとかそういう状況というのをくどくど説明することなく、だけどこれまでのどの三国志よりも解りやすく説明してくれているようなそんな感覚があった。基本的に北方三国志って親切なのよね。まあ主観が入りまくっている上にオリキャラが出てきまくるのでこれが正しい三国志とはいえないんだろうけど。

その周瑜と比べてホウトウがあっさりと死んでしまうのよねえ。軍師としての冴えをほとんど見せることなく、最後は劉備に慰められながら退場という。孔明と並ぶ存在とはいえこのようなところで死んでしまうということはそこまでの男であったという感じなのかなあ。でもまあどんな三国志でもこの人あっという間に死んでしまうんですけども。

あとは馬超が相変わらず男前過ぎるのと張衛のいろんな意味での裸の大将っぷりが面白いです。ほんで関羽張飛趙雲孔明もいない劉備軍というのがわりと新鮮であり、益州攻略のときってこんなんだったっけ…という感じがするくらい初めて読んだような気がした。この辺いろんな三国志で何回か読んでるとは思うのだけども。しかしここに来てわりと積極的な劉備が見られるのは嬉しい。だいたい人の国を獲ろうとしているのに徳の将軍もへったくれもないよね。へったくれってなにかね。

んで北方三国志読んでると戦争してるのに兵士が増えていったりしてるのが不思議でしたが、行く先々で敗残兵を取り込んでいったり多分志願兵がいたりとかしているわけなんすな。中核がいてそこから増えたり減ったりっつう。この辺の感覚と距離の違いと揉むについて把握しておけば北方三国志をより普通の感覚で楽しめるような気もする。あと五巻かあ。

三国志 (8の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)

三国志 (8の巻) (ハルキ文庫―時代小説文庫)

[]マッスル牧場

三回にわたる公開収録最終回。初めてテレ玉でマッスルのプロレスを見た感じである。これは面白いものだ。とりあえず趙雲子龍の入場テーマがポリスストーリーだったので中国だったらなんでもいいのかよ…という気持ちになった。つうかあれ香港だし…。そんなことはともかくラム会長ですよ。666ってもっと硬派な怪奇派団体なのかと思ってた。怨霊と宮本くらいしか見たことなかったしなあ。あの体躯でチョークスラムを必殺技にしているというのには感動すら覚えました。アンダーテイカーみたい。ある意味最強ですよねラム会長。格好いい。

とりあえずアントーニオ本多はわりとまともなプロレスが出来る人なのだなあということが解ってよかったです。とかなんとか思いながら見ていたらマッスル坂井怨霊の試合がスローモーションになって666万円を勝ち取るのかと思ったらバカ社長のコンピューターグラフィックスラリアットで新宿炎上になって最終的には賭けプロレス自体がマッスル坂井のサプライズ誕生日パーティのための演出ということでオチが…オチたのか。

これはまあ非常にいいものを見たなあという感じが残ってますけど、プロレスってまだ引き出しがあるんだなとか今更のことを思った。他の人らがマッスルすごいつってたのには納得せざるを得ない。プロレスの上澄みだけ掬っているような。いや底をさらってるのかな。マッスルからプロレスに入ったあの人とかあの人がわりと羨ましいような気もする。あとマッスル坂井が同い年…。

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