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アニメが楽しいので原作をもう一度きちんと読んでおこうと思って読み返してみたら、鷲巣編なっげー!8巻辺りで吸血鬼騒動が始まったときには、ええっもう始まるの?と少し焦った。鷲巣麻雀はルールもへったくれもないというか、変則麻雀の極みという感じの福本先生に都合のいいルールになっているのだけれども、実際にやったらそれはそれで面白いのではないかなぁと思った。もちろん血抜きありで。いやなしで。
この漫画はやはりどうしても「天」との関係性が浮かんでくるわけなんですけれども、少なくともアカギがどうにかなってしまうということは、これがパラレル漫画でもない限りあり得ないということが解っている分緊迫感ないんですよね。なのに鷲巣麻雀でちょっと引っ張りすぎというかなんというか、半荘5回に単行本10巻分使ってるからなぁ。九筒捨てるか捨てないかでほぼ1巻使ってたりするし。
とりあえず鷲巣の狂いようが見所です。「死んじゃう…死んじゃうツモ…!」の流れはすごすぎる。まさしく気違いだ。あと3巻くらいで終わるのかな鷲巣編は。それで次をやるのかどうか解りませんけど、これだけのことやってしまったらあとがきついだろうなぁ。カイジの兵藤会長くらいしか太刀打ちできそうなキャラがいない。あと前にも書いたけど、福本先生は金持ちは頭が狂ってるから金持ちだということを描いているときにものすごく生き生きしてるように思います。「カカカカ…ククク…」「カカカ…キキキ…クックックッ…ケッケッケッ…コッコッコッ…」とかの鷲巣の笑い声がヤバイ。
あと麻雀の上手い人が読んだらどうなのか解りませんけれども、アカギの方法論ほど実践的じゃないものはない。あんな打ち方素人がやったら大変なことになるというか、全く参考にならないところが素晴らしいと思います。心理操作みたいなところは理解できるしとんでもなくすごいのは解るんですけども。アカギ先生は死狂いなのでこんな麻雀が出来るのだと思われます。まぁ死なないんだけど。あとすぐに腕を切れとか足を切れとかいって人の体を欠損させようとするので怖いですねしげるは。まぁ切らないんだけど。
アカギ―闇に降り立った天才 (17) (近代麻雀コミックス)
人志松本のすべらない話でおなじみの次長課長河本さんのお母さんの写真が。今日はそういう日なのか。