のぬふ

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2005-10-13

[]「剣鬼喇嘛仏」 山田風太郎

のぬふ!のぬふ!のぬふ!ということで、これが例の「のぬふ」であったか…という姦の忍法帖が収録されていたんですけども、この短編集がとんでもないというか、ひどすぎる。よくもまぁこうも狂ったことを真面目な振りして書くもんだと感心するやらあきれるやら。

この短編集は講談社ノベルス版なので、今現在刊行されているものを参照すると重複して収録されているものがあるようで、すべての短編集を読むにはどういう順序で集めていくべきか考えていかねばならないなぁと思った。見かけた本全部買っていけば済むことなのだろうけども。この中では忍法小塚ッ原を他ですでに読んでいたのですが、読み返してみたところやっぱり無茶苦茶で何回読んでもわけが解らなくて素晴らしい。

とりあえず「のぬふ」も狂ってるけど剣鬼喇嘛仏も相当きついですね。だいたい冒頭が吉川英治宮本武蔵の終わりから始まってるのが自由すぎる。勝手に続き書いていいんすか。いいんです。山田風太郎先生の前にはそんなことは小さな問題なのですきっと。しかしまぁよく考えるよなぁ…というような性忍術の数々なんですけども、本当に玉石混合というか、特に短編においては当たり外れの差が激しいなと感じた。思いついた忍法が書きたいがためだけにある短編も結構あるんすよね。それはそれで面白いんだけど。

この中では姦の忍法帖と剣鬼喇嘛仏が群を抜いて面白いんですけど、他もだいぶ狂っているので面白いっちゃあ面白いです全部。うー、何言ってんだこの人…的な、そんな思いにとらわれてしまうこともないでもないですけども、やっぱりなんというかある種の天才であるよなぁというか、忍法帖シリーズ書いてた時期っていっつもこんな事ばっかり考えてたのかな山風先生…と思ったらちょっと嬉しくもあり恐ろしくもあり。

あと忍法破倭兵状での秀吉嫌いを全面に押し出した文章は面白すぎる。どんだけ秀吉嫌いなんすかー!って思いました。

剣鬼喇嘛仏 (KODANSHA NOVELS SPECIAL)

剣鬼喇嘛仏 (KODANSHA NOVELS SPECIAL)

[]君は今週のバキを読んだかッ

19ページ31コマの衝撃。読みづらくて立ち読みなのに三回読み直してコマ数まで数えましたよ俺は。過去にも4連続見開きとかやらかしている板垣先生の所業なので驚くことではないのかもしれないですけど内容がねぇ…。やりかねないとは思ってたけど。

なんというか、このまま「マイッタ…」とか言い出しかねないところが板垣先生の怖いところです。多分バキが終わるまでには最初から最後まで1ページ1コマとか天才バカボンの実験漫画風の所まで行くとみた。紙芝居かよ。

[]鳴りやまない

さっきからコンプレックスのビーマイベイビーがエンドレスで頭の中で鳴りまくっているので非常に調子が悪い。十代の頃から年一ペースでやって来てますので勘弁して欲しいところです。そしてこれがまた綺麗につながったエンドレスなんですよね…。

あと似た症状としては「パワーホールが止まらない」というのがありまして、微妙に間違ったパワーホールが延々と流れ続けるというのがあるんですけどこれも結構つらい。関係ないけど、選手コールを受けたときに目を伏せたまま腕を上げる長州力のモノマネに関しては俺は15年くらいのキャリアを持っています。小力に負けない。

[]はじめの一歩を見た

オープニングが無駄にハードな日テレ深夜の月曜映画でやっていたのを録画して見たんですけど、ボクシングシーンがドラゴンボールみたいになってたので驚いた。前にアニメでやってたときもそんなんだったような気もするけども、あんまり覚えてなかったので改めて見たら驚いた。どおん!どおん!どおん!という音とともに空気を切り裂く白い煙が。

真田戦をやってたんですけど、デンプシーロールに入るときの一歩が格好悪すぎる。あと前に出られると簡単に潰されるのも悲しいけど、結局はデンプシーロールで勝つしかないというか、今原作全く読んでないんで新しい技が編み出されているのかもしれませんけれども、自分の想像力ではあれ以上のボクシングにおける必殺技が思いつかないので、やはりデンプシーロールはすごいのかもしれない。記憶の中のデンプシーロールは一歩が∞の形に八個くらい顔があったような気がするのだけどあんまり自信がない。

この映画は、試合に勝つ→釣り船幕の内エピソード→宮田登場→鴨川ジムおちゃらけ→強敵登場→おちゃらけ→久美→一歩トレーニング→試合、というはじめの一歩黄金パターンであり、これはもう森川ジョージさんの作り上げた流れであって、これに他の人間の試合入れていったらそら話も進まないはずだよなぁ…とつくづく思う。すごい商売だ。もうそろそろ宮田と試合する流れになってるんだろうか。この間読んだら野球やってたよあの人達。

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