のぬふ

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2005-07-01

[]「蛮勇引力 1~4」 山口貴由

シグルイと覚悟だけが突き抜けて素晴らしい、などということを思っていたんですけどものすごい漫画を危うく読み落とすところだった。とりあえずストーリーとしては、Eウィルスという人類の驚異に対抗するために体を機械化していく政策を推し進める政府に反抗する、反逆児由比正雪のお話です。こんなストーリー説明ではこの漫画の魅力の千分の一も解っていただけないと思いますが、とにかくすごい。特に序盤。

日本の首相が中曽根まりという少女なのはともかく、神機力都知事松平伊豆守信綱というメカ都知事(登場時は都知事ではなく、石原十兵衛なる人物が都知事なのだけど)が出てきた瞬間にいったいどうしちまったんですか若先生!と俺は一人狼狽えた。

あと、携帯電話を袖から射出して敵を倒したり、マシンガンの攻撃に対して雑誌を懐に入れていることで助かったり、短刀一本抱えて体ごと敵に飛び込み体で体を貫通したりと無茶苦茶なのですが全ては「尊野蛮!」の太文字で片付けてしまうところが素晴らしい。それと、無職ホームレスなのに浪人って言い張るところとかも素敵。

あと適当に印象に残った台詞を羅列しておきます。

  • 手からビームですよ金井君
  • お体大切に!
  • 中曽根だぴょーん
  • 知事候補(覚悟完了と同じノリで大ゴマ四隅に)
  • 人間をやめてまで職にありつこうとは思わぬ
  • この伊豆の再三にわたる就職斡旋を反故にせし者よ
  • 温風乾燥式徐染機ひまわり
  • ツイツイ ツイツイツイ
  • 神機注入 伊豆覚醒 魔知事
  • 人の為と書いて 偽りと読む!

とりあえず強化外骨格的なものをまとった丸橋忠弥が出てきてからは格闘色の強い漫画になり、この漫画ならではの独特の面白さというのは若干影を潜めてしまうんですが、山口先生の色というか味というか、そういうのはこっちがあたってしまうくらいふんだんに盛りこまれているので、覚悟のススメ好きは読んだ方がいいというより、必ず読まなければいけない漫画だと思われます。というか、やっぱ序盤のノリを継続して欲しかったなぁ…。そこだけが残念といえば残念。

蛮勇引力 1 (ジェッツコミックス)

蛮勇引力 1 (ジェッツコミックス)

[]山口貴由先生インタビュー

ちょうど蛮勇引力を描いていた頃のインタビューを見つけたので、ここにリンク貼っつけておきます。

NO COMIC NO LIFE:『山口貴由』先生インタビュー

全部面白いんだけども、その中で特に気になった部分を引用。

とにかく「オレが恋愛しちゃダメなんだこの漫画は、だから恋をしないようにしなきゃいけない」ってすごいプレッシャーをかけていて。やっぱりボクが現実に彼女を作ってしまうと、ちょっと作品の雰囲気が変わるだろうという読みがあったんですよね、「こりゃいかんだろう」って。

若先生はみんなのアイドルです!

[]がっかりダイアリー

サブアカウントアンテナに上がってくるたびに酷くがっかりさせる更新をするはてなダイアリーをやりたい。もうなんかがっかりするためだけにみんなが訪問してくるようなそんなの。無意味に有料オプション入れてたりする。コメント欄に「もうあなたには本当にがっかりしました。頑張ってください」とか「毎日毎日よくもまぁこんなにがっかりさせてくれるものですね…結婚してください」とか書かれる。でもがっかりさせるためにはある程度期待をさせなければいけないわけでそこら辺のさじ加減というものが非常に難しい所ですね。というようなことを、ピューと吹く!ジャガーのがっかりイリュージョンを読み返してみて思いついた。

それはともかくジャガーさんを読み返すと、崩壊前のポギーとかまだなんとか人間の扱いを受けているハマーとか、ちゃんとした逆上高圧的キャラの高菜とか、ウルトラママンとかまだまだおぼこいピヨ彦などが見られるので非常に面白いです。

あとジャガーさんが9巻124ページにて虎眼流の虎拳を披露している事に今更気がついてガタガタ震えた。

[]デビ

ものすごく常識というか、お前今更何を言ってらっさるというようなことを思われかねないのであれなのですけども、デヴィ夫人は日本人ですっていうのを聞いて、デーブ・スペクターさんが埼玉県人であるというのと同じような冗談だと思ってたら、本当に日本人らしいということを知ったのが今年下半期で一番驚いたことです、今の所。あと、デヴィってタイプするのに屈辱を感じた。あともしかしたらスペクターさんは本来デーヴなのかもしれないと思って調べたらデーブだったのでよかったです。

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